異性に苦手意識がある方が婚活を始める前に知るべきこと
男女問わずに恋愛経験だけでなく、社会生活の中で異性に対して苦手意識を持ってしまうことがあります。
苦手意識はコンプレックスに繋がり、異性に対する壁を作ったまま婚活をすることになれば、ストレスだけでなく更に苦手になってしまう可能性も考えられます。
異性に対する苦手意識を軽減するにはどうすれば良いか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
今回は婚活を始めたいけれど異性に苦手意識がある方が婚活を始める前に、知っておくべき考え方や気持ちの整理の仕方についてご紹介します。
異性への苦手意識
- 苦手意識になるポイント
- 恋愛経験
- 異性を理解する気持ち
- 家族や友人で生まれたトラウマ
異性に対して苦手意識が生まれる理由は人によって様々ですが、大まかに上記の3つに分類してみました。
人として生きる中で異性との出会いは確実にあります。まずは自分の苦手意識がどこから生まれたものかのかを理解しておきましょう。
恋愛経験
男性でも女性でも恋愛経験によって異性に苦手意識、異性を嫌いになったりすることは考えられます。
例えば恋愛することでショックを受けたり、落ち込んだりしてしまうような出来事がある。恋愛経験そのものが少なくて苦手だと感じている。
その他にも好き・嫌いの部分で悩んだり、困ったりした経験がある意味コンプレックスとなり苦手意識を生んでしまうことがあります。
恋愛経験が少ないのであれば、婚活をする中で補える部分ですし、恋愛して経験したことであれば、わざわざ過去の異性に対していつまでも拘る必要がないことを理解しましょう。
婚活は思い出の人や過去の恋人とは全く関係のない「これから先の人生」のために存在して良いのです。
言葉を言い換えれば、「幸せになる権利」が人にはあるので、過去にどんな出来事があったとしても、幸せになってはいけないということはありません。
もちろん、素敵な恋愛をすることで、忘れられない人やもう恋をしないという決意もある可能性もありますが、結婚しよう!婚活しよう!という前向きな気持ちには恋愛経験による苦手意識はマイナス要素でしかないことを覚えておきましょう。
過去の好きな人が忘れられないのなら、もっと好きになれる人を見つけよう。
もっと良いひとを見つけて幸せになろうという気持ちが大切です。
異性を理解する気持ち
恋愛経験とは別で異性のことが理解できないという形の苦手意識もあります。
それは人間として見た時に嫌悪感を覚えた相手が偶然に異性であったり、嫌いだ、苦手だと感じるタイプが異性に多く感じる場合に起こりえます。
これは血液型や星座占いと一緒で、異性そのものに対して苦手意識を持っているパターンですね。
異性=苦手という図になってしまうと、やはり婚活ではマイナス要素になります。
なぜかというと苦手な状態というのはコミュニケーションする時に不利な状況から始まってしまうからです。
苦手だなと思うよりも異性を理解してみよう。自分との違いはなんだろう?と考えることが大切です。
苦手=知らないという形にしてしまうほうがコミュニケーションする上では不利にならずに済みます。
それは苦手で嫌な気持ちで話したりするよりもコミュニケーションしやすいですし、お互いに理解すること、理解して良い関係を築くことが婚活に必要不可欠な要素だからです。
家族や友人で生まれたトラウマ
恋愛や異性に対する気持ちとは別で、家族や友人とのコミュニケーションで苦手意識が生まれることもありますね。
やはりこの場合も婚活する時には不要な苦手意識です。
家族や友人との間で生まれた苦手意識は、その方たちに対する苦手意識だと理解するようにしましょう。
世の中に同じ人間はそういないですし、同じような方がいれば断れば良いだけで、わざわざ苦手に感じる人と付き合ったりコミュニケーションするのが婚活ではないからです。
婚活では異性との新しい出会いを増やすことで、お互いに好きだと感じられる人、一緒に居たいと思える人を見付けることが大切だからです。
苦手意識に対しての一番の薬は「異性という大きな言葉で括らないこと」です。
誰かから受けた影響をその方と同じ性別の人全員に適用してしまわないようにすれば、異性が苦手ではなく、その人が偶然異性だったと割り切れるようになれます。
婚活は異性との出会い
- 異性に対する考え方のポイント
- 恋愛と結婚の違い
- 完璧な人間は存在しない
- 誰もが婚活初心者
婚活では異性との出会いを増やし、その中からお互いに結婚したいと思える関係性を築くことが求められます。
まずは異性に対する考え方について見てみましょう。
恋愛と結婚の違い
恋愛と結婚について悩み始めるのは婚活を始めてすぐではなく、ある程度異性との出会いが増えてからが多いです。
それは婚活によって結婚することが恋愛結婚ではないと考えてしまう方が多いからなんですね。
学生時代や社会生活の中で自然と知り合って、結婚とは別に恋愛を始めて、結婚に発展することが恋愛結婚と考えてしまいがちですが、婚活でも基本は恋愛結婚です。
だからこそ、異性に対する苦手意識を持ったまま結婚してしまうと、結婚という結果を出しにくいだけではなく、恋愛に対してもハードルを上げたまま婚活することになってしまいます。
婚活する中で異性と出会う機会が増えれば、結婚観の有無に関わらず相手のことを好きになることがあります。
逆に、条件だけ見てお見合いや交際になったとしてコミュニケーションを増やしても相手のことを好きになれないこともあるでしょう。
そして婚活アプリやサービス、結婚相談所を利用して婚活したとして、あくまでも決めるのは自分です。
自分が嫌だなと思えば交際や結婚に発展することはありません。
恋愛と結婚の違いをあえて指摘するとすれば、恋人としての同棲よりも良い意味で責任感を持って相手との生活を作ることでしょう。
もし、過去の恋愛や経験などによって、結婚と恋愛が違うものだと感じているのであれば、婚活は恋愛そのもので、好きになれる異性との出会いを増やすものだと考えるようにしましょう。
逆に言えば、恋愛できない相手とは結婚しないものだと考えることも大事ですし、結婚のその先のことを考えて、好き・嫌いではなく良いパートナーを見つけたいと考えた時も、寝食を共にできない異性では結婚できないということも覚えておくべきです。
完璧な人間は存在しない
婚活をしている男女の仲には相手に対して条件を定めていることがあるでしょう。
もちろん、年収や性格、顔や体格などの好みなど譲れないと考えてしまう部分があるのもわかります。
しかし、完璧な人間は絶対に存在しないですし、もし高い条件を相手に求めるならば、自分自身も条件の高い異性でなければいけないことを忘れてはいけません。
同時に学歴や容姿、男女問わず年収や家柄など、個々を区別するものだけではなく、「一緒に居ると安心する」ことや「話していると落ち着く」ことなど、経歴や能力、数字や言葉では表せない部分を相手に求めること、求めていたことに気がつくことも十分に考えられます。
婚活では相手に必要最低限の条件を求めることは個人の自由ですが、条件によって本来結婚すべき相手を逃してしまう可能性があることも理解するべきです。
異性に対して苦手意識を持ったままだと条件に合わないからダメと考えてしまうことが多く、自分で自分のチャンス潰して婚期を逃してしまうこともあるのです。
まずは条件だけでなく、相手のどの部分を見るべきか、そして自分の良い部分をどう伝えるかを考えることは結婚後の生活を楽しく幸せにするためにも大切です。
誰もが婚活初心者
誰でも異性に対してアプローチやコミュニケーションが得意であるとは限りません。
婚活を始めれば誰もが初心者ですし、婚活する中で自分を磨きながら成長するのもごく自然なことです。
お互いに異性に対して不慣れであることは当たり前だと前もって理解しておけば、ちょっとしたことで「お断り」してしまうこともされることも少なくなります。
これは男女以前の問題で相手に対して尊重する気持ちを持って接することができるかどうかという部分でもあります。
その時、その瞬間だけの良さを見せるのではなく、そして同じようにその瞬間だけの良さを見るのではないことを覚えておきましょう。
結婚を決める理由の中には本当に些細でほんわかとしたものもあります。
「笑い方が好き」「美味しそうにご飯を食べる姿が好き」「さりげない仕草や優しさが好き」「何をしていても楽しい」など、どれも言葉や数字、プロフィールでは見えにくい部分です。
こうした良さを見てもらうために、見るためにも「苦手意識」という色眼鏡を外すことは婚活では必須であることに気が付いてください。
異性への苦手意識を捨てよう
- 苦手意識を捨てる時のポイント
- 人間として興味を持てるように
- 未知への恐怖を考え過ぎない
- コンプレックスは自分の中にある
苦手意識を持ったままま婚活や異性との出会いを増やすことのマイナス面をお話してきました。
少しでも苦手意識を無くすために、捨てるためにはどうすれば良いか見てみましょう。
人間として興味を持てるように
婚活する場にいるのであれば、少なくとも結婚願望や結婚に対して意識を持っていることになります。
男女として、異性として相手を見る前に人間として興味を持つというスタンスになりましょう。
相手がどんな人なのかという気持ちは非常にポジティブであり、前向きな視線と態度を生みます。
相手からも自分に対する興味を感じれば、お互いに理解を深めるための準備ができることになります。
婚活で疲れてしまったり、婚活を諦めてしまう方に多いのは異性の悪い部分だけが目について、傷付いたり、傷つけられたりしてしまうことが原因です。
苦手意識を持ったまま、婚活したくないけど婚活してるのになど、ネガティブな状態では相手の良い部分を見付けることは不可能ですし、相手に興味を持てなければ相手から興味を持ってもらえません。
まずは苦手意識を強く考えるよりも、相手に対する興味を持つ。相手のことを理解し、自分を理解して貰える状況を作るように心がけましょう。
未知への恐怖を考え過ぎない
苦手意識を持ったままでコミュニケーションを続ければ不安なことしか頭の中には思い浮かびません。
このまま結婚できないのではないか。生涯独身だったらどうしよう。そう、それらは婚活する時に考えるべきではない未知への恐怖なのです。
未来とは基本的には現在の積み重ねであり、良くするのも悪くするのも自分次第です。でも、わざわざ悪くする必要はないと思いませんか?
見えない未来を未知の恐怖として感じるのではなく、良い未来にするために前向きに今を良くしていくほうが気持ちも楽ですし、何よりも楽しいです。
今を楽しくするためには苦手に感じてしまって奥手になったり、婚活が進まないと嘆くのではなく、ネガティブでマイナスな考え方にならないように、明るく考えることが大切です。
コンプレックスは自分の中にある
苦手意識も含めて、全てのコンプレックスは自分の中にあり、相手に伝えなければ知られることは無いという意味です。
苦手意識を無くしたい、捨てたいと考えるのなら、自分の中から発信しないことが一番重要です。
自分の中から発信しないというのは、言葉だけでなく態度や視線など、仕草から生まれるもの全てです。
無理だと思われるかもしれませんが、実はとても簡単なことで、普段から礼儀正しく人に親切にしようという気持ち、思いやりを持つだけで苦手意識を捨てることができます。
他人に対して苦手意識を持ち、嫌だなと思って接することが多い人ほど、他人に対して素直な気持ちで優しくコミュニケーションすることによって改善されます。
なにかしてもらったら「ありがとう」困っている人がいれば「どうしたんですか?」自分が間違ったり失敗したら「ごめんなさい」日本語には礼儀正しく思いやりを備えつつ、簡単で力強い言葉がたくさんあります。
しかし、大人になればなるほど素直に言えないことも増えてきます。
まずはコミュニケーションの最たる挨拶から始めてみましょう。最初は慣れなくても、相手の反応を見ることで続けられます。
人と人の関係は言葉と態度しかありません。自分の中にあるコンプレックスをわざわざ万人に見てもらいながら生きる必要はないのです。
明るく前向きなコミュニケーションが増えれば、自然と自分の中身もポジティブで楽しいものに変化します。
人を嫌うよりも好きになろう
- より良い自分になるためのポイント
- ポジティブな気持ちは良い雰囲気を生む
- 嫌われるより好かれたほうが好印象
- 相手の自分らしさを見逃さないように
苦手意識の逆で人に好意を持つことで、より良い印象を相手に与えることができます。
どんな形で人を好きになれば良いのかいくつか見てみましょう。
ポジティブな気持ちは良い雰囲気を生む
好意や相性というものはとても不思議で、嫌いだと思えばどこまでも悪い部分しか見えないのに、好きだという気持ち・相手を知りたいと思う好奇心で見れば、良い部分をどんどん見つけられるようになります。
十人十色、千差万別ですから、得意なことも不得意なことも人には必ずあります。
もっと言うとするならば他の人から見れば良いと思える部分も、自分から見た時に悪く見えることもあるでしょう。
怒ったり嫌われているような雰囲気の人には近寄りたくないですが、優しく好意的な雰囲気であれば人はその人に対して興味を持ちます。
性格が良いと思われる人は優しいことが「当たり前」であり、礼儀正しく新設であることが「当然」でごく自然の状態であることがほとんどです。
相手に良い印象を感じてもらうには、どんな自分であれば良いのかを知る必要がありますね。
もしわからなければ男女問わず、あなたの周りの人であなたがいいひとだなと思う人のことを見て真似してみましょう。
本人に直接聞くのも良い勉強になると思いますよ。
嫌われるより好かれたほうが好印象
キモいとか、生理的に無理とか理由のようで理由でない嫌われ方もありますが、同じように理由のようで理由でない「好かれ方」も存在します。
相手を好きになるのに理由は特に必要ありません。逆に言えば嫌いになる理由も必要ないのです。
それならば好きである前提で他人に接したほうが好印象ですし、何よりも相手は嫌な気持ちにはなりません。
お互いに嫌な気持ちにならなければポジティブで明るい関係を築ける第一歩に繋がります。
それこそ実害にあったとか、なにか理由がある場合を除いて、基本的には相手を好きであるという前提で接することができるようになりましょう。
相手の自分らしさを見逃さないように
他人や異性に対して苦手意識を持たずにポジティブに接することができれば、自然と相手の良い所が見えてくるようになります。
ここで一番大切なのは言葉や数字では表せない良さを見逃さないようにすることです。
それは自分についても同じであり、自分らしさをしっかりと伝えられるように自然な自分自身で相手と接するようにしましょう。
婚活パーティーやお見合いの場だと取り繕ってしまうこともありますから、本来の良さが見えにくいこともあります。
お互いに自然な自分を見るためには、やはり好意を持って早い段階でお互いがお互いに理解しようという気持ちになることが必要不可欠です。
愛想のままの態度や物腰では普段の一番楽な自分を見せることはできませんし、何よりも疲れてしまいます。
普段から良い印象になることを心がけると共に、自分らしく自然で居られるようになれば、苦手意識そのものが無くなりますし、老若男女問わずに好意を持ってもらえるようになるでしょう。
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まとめ
- 苦手意識がある方が知っておくポイント
- 婚活は異性との出会いであること
- 苦手意識を捨てて異性に興味を持つ
- ポジティブな気持ちで自分を磨く
婚活は異性との出会いですから、異性に対する苦手意識を持つよりも、相手に興味を持つことが必要になります。
ポジティブな気持ちや前向きな表現は相手も自分も楽ですし、お互いにリラックスできること、お互いに興味を持てるようになるなど良いことばかりです。
ネガティブな感情でくよくよしたり、後ろ向きでうつむき加減では、自分らしさ、自分の良さを伝えることは難しいです。
婚活する中でたくさんの異性と出会うチャンスがあり、そのチャンスを活かすためにもぜひ苦手意識を捨てて、明るく楽しい気持ちで婚活できるようになりましょう。
婚活初心者の方や婚活中で異性に対して苦手意識を持っていて、悩んだり困ったりしている方のお役に立てれば幸いです。