同棲のメリットとデメリット並べてみたら意外な結果に!結婚前に一緒に住むのは実はアリだった!
私はこれまでに、2人の男性と同棲経験があります。
初めて同棲した彼とは5年間一緒に暮らしお別れとなりましたが、もう1人の男性とは1年間の同棲の末結婚し今に至ります。
これらの経験から私個人の意見としては、結婚前に同棲することにはメリットとデメリットがそれぞれあると思いました。
もしみなさんの中に同棲したいと考えている人がいるのであれば良い面ばかりに目を向けるのではなく、悪い面も知り慎重に行動することをおすすめします。
前もって知識を得ることは、トラブル回避にも繋がるものです。
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同棲のメリットって?
まず始めに、同棲したことで私が感じたメリットについて、大きく3つに分けてご紹介致します。
好きな人と過ごす時間が長くなる
私が同棲をしていて嬉しかったことは、好きな彼と一緒に長い時間過ごせるということでした。
例えば初めての同棲の頃は、年齢が若かったことも関係し、時間を気にせず彼の側にいれることが素直に嬉しく、毎日が修学旅行のような気分でした。
同棲する前の交際では彼の勤務時間が不規則だったので、デートをする時間が限られており、仕事が忙しくなると会う約束もままならない状態だったのです。
このようなことが続くと、お互いに会いたいけれど会えないストレスが溜まり、相手の気持ちも分からなくなるので会うたびに喧嘩が増えていきました。
お互いに自立していて信用し合っているカップルであれば乗り越えていけるのかもしれませんが、年齢が若いことや交際期間が短いことが関係し、すれ違い生活は大きな隔たりとなったのです。
そしてこの状態を変えようとしたのか、彼の方から同棲しようと誘われて私達は一緒に住むことになりました。
始めは一緒に住むことに対し不安もありましたが、実際住んでみると同棲前よりも会う時間が増え、相手の気持ちが伝わりやすくなったことでお互いに心が落ち着いたのか、喧嘩をすることはほとんどなくなりました。
いつでも会えるという安心感も、関係が落ち着くきっかけとなったと思います。
結果的には数年後別れてしまいましたが、別れる直前まで関係はうまくいっていたので同棲は楽しい思い出が多くありました。
相手のことをより深く知ることができる
同棲すると知らなかった相手の一面を知ることができます。
同棲を始めて、デートやお泊りをしただけでは分からない相手の姿が多いことを実感したのです。
好きな彼の知らなかった一面を知ることは新鮮で、嬉しいことでもありました。
やはり一緒に住むとなると、生活を共にすることになるので相手の生活習慣や癖が見えてきます。
性別も生まれ育った環境も違うので、自分との違いに驚くことが少なくありませんでした。
私は運がいいのか、同棲した2人の男性には理解しがたい癖や習慣がなかったので、初めて知った相手の姿を見ても抵抗なく受け入れることができました。
そしてお互いに合わせるところは合わせ、窮屈な思いをしないで同棲を続けていけたのです。
そしてこれはお互い言えることですが、人によっては同棲したことにより知りたくなかった相手の一面を目の当たりにする人もいるはずです。
そして一瞬で気持ちが冷めてしまい、交際を続けられなくなることもあるでしょう。
もしかしたら、同棲は賭けのようなものかもしれません。
デートをしているだけでは見えてこず、一緒に住んで初めて分かる交際相手の本性に触れることができるからです。
結婚前に相性を確認できる
同棲は、結婚生活のシミュレーションにもなります。
さきほどお話した通り、同棲すると相手の知らなかった本性を知ることができるので、結婚生活はどのようになるのか、相性はいいのか等、事前に確認できます。
彼の性格だけではなく家事に対し協力的な人なのか、それとも彼女に全て丸投げなのかということまで知ることができるのです。
事前に知ることは、のちに籍を入れて結婚生活を始めた時に生じるかもしれないトラブルや失敗を避けることにも繋がるはずです。
また、付き合っている段階であれば相手の受け入れられない一面を知り気持ちが冷めてしまっても、別れる選択は比較的簡単にできるものではないでしょうか。
けれども、もし籍を入れた後に相手の本性を知り、関係を続けていけないほど愛情が冷めてしまっても別れることは容易ではありません。
離婚は2人だけの問題ではなく、周囲の人達を巻き込んでしまうほど影響があるものだからです。
もちろん同棲をしていても、結婚した後に新たな一面を知ることもあります。
私自身、主人と結婚して数年後、初めて知ったこともいくつかありました。
それでも同棲していたことである程度相手のことを知っていた為、初めて知った主人の新たな一面は私の許容範囲を越えないレベルのものだと思えたのです。
同棲のデメリット
それでは逆に、同性のデメリットとはどのようなことなのでしょうか。前もってデメリットを知っておくと、失敗を防ぐことができるはずです。
同棲する期間を設けないと結婚のタイミングを失う
私が思う同棲の最大のデメリットは、結婚のタイミングを失うということです。
実際、初めて同棲した彼と別れた原因のひとつは、結婚に対する認識の違いでした。
同棲していると、いつも一緒にいることで結婚のきっかけが掴めなくなりがちです。
交際記念日や誕生日等、何度も結婚するきっかけはありそうですが、同棲が続くと何か大きな決め手となることがない限り、だらだらと交際が続いてしまいます。
また、正式に籍をいれていないけれど、結婚生活のような生活が続いていることも結婚に進まない原因のひとつかもしれません。
籍を入れると、様々な責任が生じると考える男性が多くいるようです。
それを重圧と感じ、結婚という1歩を踏み出せなくなる人もいるでしょう。
同棲している段階であればある程度自由に過ごすことができ、相手に対する責任もないので、あえて籍をいれずこのままの生活を続けたいと思う男性は少なくありません。
みなさんが結婚を真剣に考えているのであれば、同棲する期間を設けた方がよさそうです。
無期限で同棲を始めてしまうと、結婚に進むことが難しくなるからです。
私の場合、彼自身の結婚願望が強かったこともあり同棲を始めてから1年経たずに結婚することとなりました。
結婚を考えるのであれば、長期間同棲をするべきではなく、結論は早めに出した方がいいと思います。
別れた後の家具や住む場所に困る
同棲がうまくいき、そのまま結婚に進めれば何も問題はないのですが、もし別れることになった場合、その後の生活や家具についてどのようにするか考える必要があります。
2人で買った家具や家電をどうするのか、同棲する為に新しく契約した賃貸住宅であればどちらが住むことにするのか等、別れ話だけではなくその後についてもよく話し合わなければなりません。
もし実家に帰ることができない人であれば、尚更慎重に別れる決断をするべきでしょう。
私の場合、実家に戻る選択肢がなかったので、別れてから賃貸住宅を契約するまで期間は友人の家で居候させてもらいました。
その後、別れた彼が心配して住む場所を手配してくれたので、すぐに1人暮らしを始めることができたのです。
同棲は離婚ほど大きなことではないかもしれませんが、離婚するのと同様別れた後の生活について考え、慎重に行動するべきかもしれません。
私のように実家に帰る選択肢がないのであれば気持ちのまま行動せず貯金をしたり、自立して生活できるように準備した方がよさそうです。
結婚しても新婚生活という実感がない
これはあまり大きなデメリットではないかもしれませんが、同棲していてそのまま結婚となると結婚生活が始まったという実感はあまりありません。
つまり、新婚という華やかなものはなく、これまでと同様の生活が続くという感覚です。
それゆえ、みなさんの中に新婚生活に夢をもっている人がいるのであれば、同棲していると思っていたような新婚のドキドキ感は味わえないかもしれないので、籍を入れてから一緒に住んだ方がいいかもしれません。
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まとめ
私個人の意見としては、同棲には大きなメリットがあると思います。
仕事で忙しい彼であれば会う約束を取り付けることが難しくなるものですが、同棲していれば多少のすれ違いがあったとしてもより長く側にいて彼を支えることができます。
それに結婚を視野にいれた場合も、相手を知っていた方が結婚生活は円満に過ごせるのではないかと思います。
入籍した後に一緒に住み、初めて見える相手の姿に幻滅しても、別れることは容易ではないからです。
ただし、同棲していると結婚するタイミングを失い、婚期が遅れるという最大のデメリットもあるので同棲する期限を設けた方がよさそうです。
同棲を考えている方々のお役に立てればと思います。