就活生に本当におすすめな「OB・OG訪問」アプリ5選【2020年版】
就活の成否を左右するのが、OB・OG訪問。就活生にとってOB・OG訪問は、会社説明会だけでは分からない内実を垣間見られる絶好のチャンス。
上手に生かして内定ゲットに繋げたいものですよね。
とはいえ、希望の業種、職種に就職しているOB、OGを見つけるのは簡単ではありません。
就活生なら誰もが気になるOB・OG訪問ですが、活用できている人は少数派と言う声もあります。
そうした状況から、最近ではOB・OG訪問にアプリを利用する学生が増えてきました。
要領よく、広範囲に先輩たちの意見をきけるとあって、人気のOB・OG訪問アプリ。
今回はそうしたアプリのうち、本当に使えるアプリをご紹介してまいります!
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1、はじめに
まずは、OB・OG訪問とは何かという点を確認しておきましょう。
OB・OG訪問というのは、その名の通り、既に企業に就職している大学などの先輩を訪ね、その企業の内情や仕事内容について教えてもらうことです。
全員に向けた企業説明会とは違って、現役社員の生の声をきける機会とあって、いまでは就活の重要な一部分とみなされるようになりました。
特に、銀行や保険業界、総合商社など、学生に人気の業界ではOB・OG訪問への熱意が重要視されることもあり、どうしてもこれらの業界に入りたい学生たちは両手におさまらないほどのOB・OG訪問をこなしています。
従来のOB・OG訪問は大学時代のゼミ・サークルなどで直接的に指導を受けた先輩に頼むのが主流。
そうしたコネのない学生は、大学の就職支援課などにあるOB・OG名簿を利用したり、知人や友人、親戚などを通じてツテをたどったりしてOB・OGを探しました。
最近ではこれらに加え、FacebookやLinkedInといったSNSを利用して呼びかける人も増えていましたが、さらに、「OB・OG訪問」に特化したアプリもでてきたということです。
2、おすすめの「OB・OG訪問」アプリ・サービス5選
さて、では、「OB・OG訪問」に効果的なアプリ・サービスを見ていきましょう。
①Matcher
まずは、「OB・OG訪問」に新しい気風を吹き込んだといわれる「Matcher」。
OB・OG訪問というと就活学生にとってはとてもありがたいものです。
だけど、訪問されるOB・OGには、特にメリットがありません。それゆえ、大学やサークルを通じて打診されても、イマイチ乗り気になれないOB・OGが多いのが実情でした。
この構図をひっくり返して人気を得ているのが、Matcherです。
Matcherは、学生が会ってみたいと思うOB・OGの「願いを叶える」ことで、就活の相談にのってもらえるシステムです。
OB・OG側は、就活生の相談にのるかわりとして、彼らに「してほしいこと」や「一緒にしたいこと」を求めることができるのです。
勿論、「してほしいこと」は、社会的に認められる範囲の要求に限られます。淫らな要求はぜったいにご法度で、発見次第アカウントが凍結されます。
その他、学生を誘導するような金融商品販売に関する誘い、宗教に関する誘い、ネットワークビジネス、MLMに関する誘い、保険に関する誘いなども禁じられています。
実際に社会人側から出されるプランは、自社商品に関する学生との意見交換、PRなど、学生たちとの接点を求めるものが多いようです。
実際のOB・OG訪問では自分の大学のOB・OGが主になりますが、Matcherを利用すれば、他の大学の出身者ともコンタクトを取ることができるとあって、学生人気の高いアプリです。
完全無料で利用できますので、是非お試しを!
②VISITS OB
次はVISITS WORKSが提供するアプリ「VISITS OB」。
こちらは希望企業に就職している自大学出身のOB・OGに会いたい人向けアプリです。
VISITS OBの代表松本勝氏は「キャリア大学」を運営している「キャリアクルーズ」の代表者でもあります。
「キャリア大学」同様、大学と企業を人の力でつなぐことを目的に立ち上げられたのが、VISITS OBです。
VISITS OBの魅力は、参加企業が多彩、かつ、学生人気の高い業種が揃っていることです。
経済産業省、外務省、文部科学省などの省庁から、三井住友銀行、ANA、TOYOTA、博報堂などの人気企業まで参入。
開業早々高いマッチング力を見せて、就活生に大人気となりました。
サイトでは、これら各企業に勤めるそれぞれの大学のOB・OGが自身のプロフィールを公開しているので、登録した就活中の学生が条件を絞って先輩を探していきます。これぞと思う先輩を見つけたらライクボタンを押して意思表示。
自分のプロフィールが相手の画面に届きますので、相手の先輩がOKしてくれたら実際に訪問することができます。
どうしても希望企業に入りたいという熱意を持っている就活生におススメのアプリです!
③ビズリーチ・キャンパス
「ビズリーチ・キャンパス」は転職エージェントBizreach主催のマッチングアプリ。
こちらも、官公庁から大企業、人気企業が参入している人気アプリです。Bizreachが運営しているだけに、参加企業も充実しているのが魅力です。
他のアプリ同様、登録した就活生が先輩OB・OGのページにアクセス。
気になる先輩に「気になる」ボタンをチェックし、OKの返事がくればOB・OG訪問となります。
自ら登録している出身大学の先輩だけに断られる可能性は低く、安心して申し込めるのが嬉しいですね。
転職エージェントらしく、サイト上には就活に役立つ記事も多数。
登録者限定の就活イベントも催されていますので、積極的に活用しましょう!
④yenta
お次は、「yenta」。こちらは完全承認制、就活マッチングというよりビジネスマッチングのためのアプリ。
完全審査制ですので、登録しているビジネスパーソンはすべて審査済み、プロフェッショナルな社会人ばかりです。
yentaの特徴は、AIによるマッチング。会いたい人物を設定しておくと、AIがマッチングして、結果を届けてくれます。
ビジネスのプロ向けに仕様されているだけに、ちょっと敷居が高い感じもしますが、その分、使いでのあるアプリでもあります。
就活だけではなく、就職後も見込んだ活動を始めたい学生におススメです!
⑤ニクリーチ
最後は、ちょっと面白い就活アプリ「ニクリーチ」をご紹介します。
こちらも運営母体はBizreach。「一味違った就活を」とうたっているように、「肉」を介したアプローチがポイントとなっています。
ニクリーチに登録した学生には二つの接触方法があります。一つは自分から企業にアプローチする方法。
関心のある企業にアプローチして、企業側が「話したい」という意図を示してくれれば、食事つき(肉つき)のスカウトが届くシステムになっています。
一方、企業側が学生たちのプロフィールを見て、ダイレクトにスカウトすることもできます。
つまり、プロフィールさえ充実していれば、学生は何もしなくてもスカウトを受ける可能性があるのです。
企業側からのスカウトというアプローチがあるということで、企業の目に留まり易い上位大学の学生から高い支持を受けているのが特徴です。
自己PRに自信のある人に向いたアプリですね。
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3、まとめ それぞれの個性に合ったアプリを!
OB・OG訪問は就活の要、希望企業に入社するには是非しっかりしたコネが欲しいところ。
学生の中には、就活目的でサークルや部活を選ぶ人もいるほどです。
OB・OG訪問アプリは、こうした学生たちの苦闘を助けようという目的で立ち上げられたものです。
実際のOB・OG訪問では有名企業に先輩がいないと不利になりますが、アプリだと、「Matcher」のように、出身大学に関係なく利用できるアプリもあります。
逆に、「ニクリーチ」のように、有名大学に有利なアプリもあります。
それぞれの目的に応じて、賢く利用し、希望企業の内定をゲットしましょう!